一日、ボーッとした。二人がそろっているのも珍しい。特にやる事もなく、そういえば封を切らず一年以上が経過してしまったDVDの事を思い出した。結婚式のDVDだ。結局、式の最中は撮影禁止だという式場の独断に阻まれた我々の意思は、式場側で用意されたビデオに金を払わざるをえなく、やむやむ依頼したのだ。終わってしまえば、肩の荷が降りたのと同時に、DVDの事も記憶の隅に追いやられていた。ふと思い出したのは、一昨日前のことである。たまたまiPhotoの整理をしていたら、式の後にフラワーシャワーを浴びている我々が。そのうつる写真を見るなり、脳の隅からズイーっと前に押し寄せられてきた。少しの期待を膨らませDVDを見ると、まったく覚えていない記憶が映像として差し出された。要所要所は覚えていたが、つながりはほとんど今、事実を知ったに等しい。あそこにあの人がいるとか、あぁ完全に手順が間違ってるとか。それはそうだ、そもそも本番前の1回のリハーサルで立ち回りができるわけがないよね。それにリハって、舞台じゃないんだから。と思う。緊張感やら初めて味わう人生の決断やらで、にわかにもうトリップしてしまってるし…。みんな総出でつくりあげているコントみたいだった。1年後にみるのもひとつの味わいだ。と妙に納得した。それから、いまだスタメンのコタツでうたた寝。ふと目を覚ますと、窓の外が金色(こんじき)になっていた。休日の夕方はなんだか切ない気持ちになるけど、今日の夕陽は、なかなか奇麗だった。陽が落ちるまでの30分ぐらいをゆっくり眺めたのも、南の島以来だなと、いろいろしみじみとした一日だった。
2008年4月20日日曜日
こんじきタイム
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